洋室なのに、障子がある!ひかえめな日本人の良さが出てる旧小坂家住宅

旧小坂邸

旧小坂邸
【読了時間:1分】

前回に引き続き、二子玉川にある旧小坂家住宅です。
旧小坂家住宅は、信濃銀行取締役、信濃毎日新聞社長で、
後に貴族院議員、枢密顧問官を務めた小坂順造(1881年~1960年)が、
昭和12年に別邸として建てた屋敷で、戦時中は日本画家の横山大観も空襲を避けるため、
樹林地の中にあった茶室に一時期移り住んでいました。

ここの洋室は、イギリスの田園住居の趣があるのですが、障子があったりと
日本人のひかえめさが出ています。

旧小坂邸
金色のところには、仏像が置かれていたようで
D5000 074
障子を開けたところには仏壇が置かれていたそうです。
和洋折衷ですね。

旧小坂邸
女中室脇の呼び鈴。各部屋とつながっている呼び鈴が設置されている。
旧小坂邸
台所は、今より低い位置にあって使いづらそう
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更衣室
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寝室
D5000 091
朝起きたらサンルームで
旧小坂邸
ソファーに座って朝をゆっくり過ごす

ここでは、ボランティアの方々が説明してくれます。絶対聞いた方がいいです。
面白いので。そして、なぜこの建物を残すことができたのか。
それは、小坂さんが生前、自分が死んだらここに住む人はいなくなる。
子どもたちはそれぞれの生活があったため。
そしたら、ここは建て壊すことになるだろう。それを避けるために
世田谷区に死後は世田谷区が管理できるように売却したのです。

明治の中頃を過ぎると、別荘地は東京郊外へと移ってきます。
それが多摩川に程近い岡本から上野毛にかけての国分寺崖線一帯だったので
別荘も多く建てられましたが、現存するのは小坂邸のみです。

未来のために残してくれた小坂さんに感謝です。

〒158-0095
世田谷区瀬田4-41-21
開園時間 9:30~16:30
休園日 毎週月曜と年末年始
入園料 無料
二子玉川駅から徒歩20分

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