古民家に住むために、築150年の古民家を移築した夫婦に会ってきた

春頃にインスタでこのような投稿をしたところ
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と、朝倉さんからお誘いを受け、夏頃に行くと約束したものの、なかなか都合が付かず秋になっていました……。
飛騨高山まで片道5時間もかかるので、長野のマスヤゲストハウスに寄ってから3時間かけて高山入りしました。

そして、今回は民家なわけですが、泊まってきちゃいました!
初めましての人の家に泊まるんですよ?
最初はゲストハウスか民宿に泊まるつもりだったんですが、
朝倉さんが「うちは構わないのでぜひ泊まっててくださ〜い!」
と言う訳ですよ。
頭おかしくないですか?(失礼や!)

いや〜、これってリアルに・・・
スクリーンショット 2015-12-17 9.32.23
田舎に泊まろう!じゃん。
なんかサイト運営しているだけで人の家泊まれるってすごいって思いましたわ。

古民家を移築したツワモノ夫婦

高山駅まで迎えに来てもらい、朝倉さんと合流。
「やっぱりもんぺなんですね!」
ともんぺ姿が歓迎される。
(ワンピースで来ようとしたけど、もんぺで来てよかった…)

駅から車で20分。
「あれです〜。」
やわい屋 古民家

「どれですか?」

「ここです。」
やわい屋 古民家
でかっ!!!


お邪魔しま〜す。

うぉ〜〜〜!ひろ〜い!
やわい屋 古民家 
こんな家に住んでいる人は初めて!
関東じゃ民家園とかでしか見たことないレベル。


縁側からの景色も最高!
やわい屋 古民家 縁側


縁側ひろ〜い!
やわい屋 古民家 縁側


目の前が田んぼ
やわい屋 古民家 縁側


私は着いて早々縁側の写真を撮り始め、縁側でお茶をいただく。
やわい屋 古民家 縁側
このお二人が朝倉ご夫妻。
若いでしょ!?
若いんですよー。
すごい行動力ですよね。

「古民家に住みたい」という想いは私もそれなりにあると思っていましたが、なんだかんだ行動に移せてないので、こういう人を見ると感心します。
やわい屋 古民家 縁側
朝倉さんは、暮らしに関わる様々な道具を扱う民芸品店「やわい屋」を来年の春に開業するために、自宅兼店舗としてこの家に住んでいます。

玄関入ってすぐのところがお店になる予定

玄関入ってすぐのところがお店になる予定




お店を開業するにあたり、朝倉さんはこう考えます。
「民芸は土地土地の生活や風土から生まれた美しい仕事、民家はその土地の有り様を伝える最たるもの。だから、飛騨では民芸を扱うことを考えた時、古民家に住むのがいいのではないかと思ったんです。」


やわい屋 古民家 縁側


しかし、市内の不動産屋さんをしらみつぶしに回るも、古民家探しは難航。
諦めかけていた時にタウン情報誌で古民家専門の不動産「白栗不動産」を知り、話を聞きにいくことに。

そして、想いに賛同してくれた白栗不動産が一緒に物件を探しにいくことになったわけですが、移築にすることになったのは偶然だったようで、古民家解体の仕事を受けられた棟梁が、解体中に材料や仕事の丁寧さ美しさに惚れて、使い道はないかもしれないけどバラして置いておこう。と思われたのがきっかけで、不動産屋さんを通して夫婦に話がいったというわけです。

古民家に住みたいと思っても、場所が悪すぎてっていうのはあると思うんですけど移築という選択肢があったのか…!と衝撃を受けました。


これが解体している時の写真。
やわい屋 古民家 
移築するには建物をバラす時にすべての柱・梁に印をつけて、ひとつひとつ丁寧に外していく必要があり、おそろしく手間がかかるらしい……。
そして再生には解体した時の逆再生の手順が必要になり、これもバラした棟梁の頭の中にしか正解はないんですって!

棟梁次第すぎてこわいけど、すごい話だ……。


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特に印象深かった話が、家を建てる時の話。

「どちらかが休みな時は大工さんの作業場を借りて古材を洗う作業をしたり、大工さんたちと一緒にいたのがすごく楽しくて、家が建つまでのワクワクと完成した時の感動は今でも忘れられないけど、大工さんたちに会えなくなったのは寂しいかな…。今の時代の家の建て方だと大工さんとの関わりはほぼないだろうけど、この古民家を通じて良い体験ができた。」

奥さんのよしこさんなんて、私と1歳しか違わないのに、体験していることが昭和…!
今平成27年ですよ?若い夫婦が古民家移築してますよ。
もうなんか感動しっぱなしでした。


夕方になるとさすがに寒くなってきて、ストーブをたく朝倉さん。
やわい屋 古民家 
これがめっちゃ部屋が暖かくなって、居心地良すぎました。


夜は歓迎会をしていただき、友人の方達が朝倉さんの家に集まりました。
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みんないろんな物を持ってきていて、どれも美味しくて食べるの一生懸命だった気がする…。

古民家の朝

やわい屋 古民家 
どこを撮っても絵になる家で羨ましい…。


やわい屋 朝の縁側
朝の縁側はめっちゃ寒くて薄暗い。


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ここの台所、光がキラキラ入って、朝の台所がすごく気持ちいい
こんな台所だったら、毎日料理する気になる、と思うんだ…!(キッチンと言うより断然「台所」のほうがいいよね。)


やわい屋 古民家 台所 夫婦
朝ご飯の準備中。

縁側で朝食を

朝ご飯はもちろん縁側で。
やわい屋 古民家 縁側で朝食
めっちゃ寒いので、ストーブ炊いてます。


やわい屋 古民家 縁側で朝食
ちゃぶ台ってのもいいですよね〜。

良い朝だったな。

最後に古民家の魅力をたずねると
「寒いけど夏は涼しいし、暖かい場所に自然と人が集まる。囲炉裏を囲めば話も弾む。皆が当たり前に懐かしいと思えることが古民家の魅力なところですね。」



縁側なび史上はじめて家に泊まったわけですが、初めましてなのに温かく迎え入れてくれてすっごく楽しかったです。
なんといっても同世代の人が古民家に移り住んで暮らしていることに刺激を受けました。
来年の開業が楽しみなのと、夏は夏で気持ち良さそうなので、また夏に泊まりに行きたいと思います笑

そして、2015年のベスト縁側でした!
おめでとうございます!!!
(※賞状や副賞などはございません笑)

やわい屋

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