変わった縁側を発見!温泉+カフェ+ゲストハウスのある元湯

昨年の年末、臨月に入る前ギリギリに夫の実家である鳥取に帰省し、岡山県西粟倉村に前々から気になる日帰り温泉があったので行ってきました!

日帰り温泉+ゲストハウス+カフェ

今回訪れたのは、西粟倉村にある、あわくら温泉「元湯」
ここは、日帰り温泉とゲストハウス、カフェが併設されていて、初めて知った時はなんていい宿なの!と感動しました。

西粟倉村は鳥取市から車で1時間で行けることがわかり、重いお腹とともに温泉につかりに。


ずっとFacebookページで見てたこともあり、近くに行ったらすぐわかりました。
思っていたより大きな建物でした。
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「こんにちは〜」
入った瞬間、薪のストーブがふわ〜っとして店内は良い香りに包まれていて、目の前の青い黒板がこれまたかわいい。
仕事している人もかわいい。
元湯

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このメッセージ通り、部屋の中心にあるのが、こどもばんだい
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元湯

受付はとなりです。
元湯

黒板横にはキッズスペースもあります。
元湯
ここでは、元湯を運営しているご夫婦のお子さんが遊んでいました。


元湯
こんなかわいい受付は温泉では初めてでは……。きゅんッ

受付の奥が温泉。
歩いて向うと檜の香りがして、温泉のテンションを高めてくれます。
聞けば、受付付近の廊下の木はと更衣室付近の木が違くて、更衣室付近が檜だとか。

お風呂は40度前後でちょうどよく気持ちよかったです。外からの光も入って、気持ち良さは倍増。
なんでお昼の温泉ってあんなに気持ちいいんですかね。

ちなみに、ベビーベッドや赤ちゃんも使えるシャンプーがありました。

お風呂から上がって、主人に
「ベビーベッドあったわ〜、珍しいね。」と伝えると
「男性風呂にもベビーベッドあったよ!」と。

なにそれ!めっちゃ子育て世帯に優しいじゃん!と感動。

女将さんからは
「赤ちゃんが初めて入る温泉になってほしいんです〜」と仰ってて、
いやー、もうここを初めての温泉にします!!!と興奮気味な私。
岡山ちょっと遠いけど笑



元湯
お風呂から出たらカフェスペースで休憩。
ストーブがあったかくて、より身体はポカポカに。

この日はちょうどそばを打ってたので、そばとおいしいデザートを注文しました。
元湯

元湯


さて、ここまで縁側出てこないじゃん!と思うかもしれませんが、大丈夫です、ちゃんとあります!
玄関付近に大きなウッドデッキがあるのですが、ゲストハウスの個室の部屋に縁側があるのです。
今回は特別に見学させていただきました。
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とりあえず座ってみる。
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景色もよし。
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……ん!?縁側がなんか変わってる!


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なんか板が短くないですか!?あと、点々の模様も多い。
実はこの板、建物を建てるときの余った板のため短いみたいです。
こんな縁側は100件以上みてはじめてみましたね。
変わった縁側どこですか?って聞かれたらこんどここも答えよう。



今回は、温泉とカフェのみの利用でしたが、今度はぜひ子どもを連れて泊まりに行きたいと思いました。

あわくら温泉 元湯

岡山県英田郡西粟倉村影石2050
温泉の営業時間
平日:15:00-22:00(最終受付21:00)
日祝:10:00-22:00(最終受付21:00)
水曜日

縁側は家の中か、それとも家の外か

あいまいな空間なのが縁側

今日は縁側の境界線について考えてみたいと思います。
縁側はあいまいな空間と言われていますが、その説明があいまいですよね!笑


外気に触れているといった点では外部ですが、床とその上部に屋根が伸びているという点では内部ですよね。
空間を仕切る意識が希薄な日本家屋独特のあいまいさが縁側に表れていると思います。


では、暮らしている側が「外である」とか「内である」という認識はどこで感じると思いますか?


それは靴を脱ぐか脱がないかで決まるのではないのでしょうか!

靴で認識している

靴を脱がなければ外にいるという認識で、靴を脱げば中にいるという共通認識があるのが縁側だと思います。


縁側に座っているけれど、外にいると思ってる時
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中にいる時
マスヤゲストハウス 古民家 縁側 読書


靴を脱いだら家にいる、という感覚は当たり前だろ!と思うかもしれませんが、家に触れてる、ましてや座っているのに外にいると認識しているのって縁側ならではの感覚ではないでしょうか。

靴を脱ぐとわざわざおもてなししなければいけない気がするけど、縁側なら縁側にお茶を持っていくだけでいいですよね。

家に入る時、靴を脱ぐ習慣がある日本独特の感覚かもしれないですね。

縁側の名前と種類

縁側なびではこれまで縁側情報を発信していましたが、そういえば縁側について詳しく書いたのは、縁側とウッドデッキの違い以来、書いていなかったので今回縁側の種類と床の張り方によって呼び方も変わってくるので、それをご紹介したいと思います。

まずそもそも縁側とは、

和風住宅で、部屋の外周部に設け、廊下や出入り口として用いる細長い板敷き。外側に雨戸やガラス戸を立て戸外と仕切るもものと、それをしない濡れ縁とがある。(講談社日本語大辞典より)

外部でもなければ、内部でもないあいまいな空間。それが縁側です。

しかし曖昧な空間な割に、縁側の呼び方にはいろいろとあるんです!

これを知ればあなたも今日から縁側愛好家になれちゃいます♩

■外縁(ぬれ縁)

建物の周囲に立つ柱を側柱というのですが、その側柱の外に出る縁を外縁といいます。
雨が降りかかると濡れるという意味で濡れ縁とも呼びます。
湘南ゲストハウス耳日 縁側

■入側縁

側柱と入側柱の間を開放して板張りとしたもの。入側縁は広縁とも呼ばれています。
Le Lotus Bleu 広縁

やがて畳廊下に変化したものも多いです。
畳廊下だと自由が丘古桑庵。

ポカポカしてて気持ちいい〜^^

ポカポカしてて気持ちいい〜^^

■内縁

縁の外側に建具を入れたもの。
古民家 縁側

つまりこういうことです。
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また、床板の張り方によって、呼び方が変わるものがあります。

■切れ目縁

建物に対して直角に板を並べる形式。昔は縦引きのノコギリがなかったので、薄い板をつくることが難しかったため、床板が厚いものが普通でした。
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■くれ縁

建物に対して平行に板を張る形式。加工技術も精度を上げ、薄い縁板で間に合うような構造にした。近世の民家はほとんどこの形式。
マスヤゲストハウス 古民家 縁側

では問題です!
側柱の外側にある縁側はなんという縁側でしょうか。

チッチッチッ……

正解は、外縁(ぬれ縁)です!
これは簡単でしたね(どんな問題や)

ぜひこれを覚えて、縁側知識を披露してみてくださいね♪(だれにや)

参考文献:日本の民家 (岩波文庫)