城跡でもないのに石垣が!石垣の上に建つ築128年の古民家を発見

古民家カフェ「Oraオリエンタル雑貨」の外観

石垣の上に建つ家を見つけた!サマーウォーズに出てくる陣内家みたい

私、アニメ映画「サマーウォーズ」大好きなんですよ。
どこが好きかって、陣内家の立派な家と、THE・日本の夏を感じられるシーンの数々。
映画観てない人に説明すると、陣内家はこんなかんじです↓


もうお城なの!?ってかんじですよね。この門に関しては上田城がモデルらしいんですけど。

こんな石垣の上に建つ家、いいな〜。こんな家あるのかな!?なんて思ってたんですけど、今回石垣の上に建つ家を見つけたんです!

みてください、これ!!!
古民家カフェの下にある石垣
やばいでしょ!?もうね、こんな立派な石垣の上に家があるのなんて初めて見たから、興奮ですよ。
「うわ!サマーウォーズの陣内家みたい!」って思いましたもん。

石垣の上に建っていることもあって、この眺めですよ。
古民家カフェOraからの眺め

ちなみに、引きでみると、

石垣の上にまた石垣!まさに城らしさを醸し出してます。

山の高いところに家があって、景色がいいというのは日本にはまだいっぱいあるんですよ。
だけど、石垣ですよ!?石垣。だいたい石垣あるところなんて、城跡くらいでしょう。

さて、ここがどこかというと静岡県浜松市引佐町にある「Ora(オーラ)オリエンタル雑貨
浜松駅から車で約1時間ほどのところにあります。
今回はこちらを取材しました。

城跡ではない!あえて石垣を築いて建てた大地主

古民家カフェ「Oraオリエンタル雑貨」の外観
この古民家、明治23年(1890)に建てられた築128年もする家なんです。
では、ここはもともと城が建っていた場所かというと、違います。

お店があるのは「谷沢」という地域なのですが、この家を建てた人は谷沢の大地主で、なんと自分の土地だけで隣の集落まで行けるほどの地主だったです。
それで、あえてこの場所に石垣を築いて建てたようなんです。

石垣には相当お金をかけたみたいで、お城の石垣を作る職人さんを雇って石1つにつき、米一俵という報酬で築いたとのこと。

ちょっとすごいですよね!?スケールが大きすぎるというか…。
おそらく、一番いい土地だとわかってここに建てたと思うので、景色も最高なんです。

新緑の季節になると、このようなかんじです↓

絶対春もおすすめ…。

運命なのか執念なのか、1年かけて交渉

この古民家、よくよく見ると築128年とは思えない家です。この家は、2年前に柱だけを残して、ほぼスケルトン状態のフルリノベーションがされました。

Oraの店主鎌田さんは、それまでは違う地域に住んでいて、自宅で自分が買ってきた雑貨を売っていました。いつか自分のお店を持ちたいと思っていたところ、この家の空き家情報を知ります。

見るからにボロボロなその家をみて、ビビッときた鎌田さん。

「どうしても譲ってほしい!」

そう思った鎌田さんは、近くの製茶屋さんで持ち主を知らないか聞いてみました。すると、大家さんを知っているというので紹介してくれることになりました。

つないでもらった後、家を譲ってほしい旨を伝えましたが、見ず知らずの人に売る気配はない模様。まずは、自分たちのことを知ってもらわないと、ということで何度も話をしにいき、1年かけて交渉を続けました。

結果、鎌田さんの行動が実り、売ってもらえることになりました。

実はそこからも大変。家は全体的に傾いていたというので、改修費がかなりかかることに。取り壊すのは自分たちでやりました。曳家(ひきや)からは業者さんにきてもらい、柱だけを残して、ほぼスケルトン状態にしてフルリノベーション。
※曳家は、油圧ジャッキやウインチなどを使って家自体を木組みのまま浮かす。

そして、当初はこの家の建具は全てアルミサッシ。改修するのにあたり、隙間風も承知の上で建具も建物に合わせて昔の物に変えたい!と思い、それぞれガラス戸を探して付け変えました。特に縁側の8枚続きのガラス戸はなかなかなくて見つけるのに苦労したとのこと。奇跡的に淡路島の方が持っている事が分かって、旦那さんと車で取りに行ったのです。

実は、私が取材に行った数日後に、磨りガラスが透明なガラスに変わりました!笑
磨りガラスだと縁側に座った時、景色が見れないので透明ガラスにしたそうです。

タイで買い付けた雑貨たち

Oraオリエンタル雑貨店内の様子
さて、店内ですが、外観とは裏腹にアジアンテイストでまとめられています。

海外で買い付けた雑貨たち
1年に2度タイに買い付けにいっている雑貨。

Oraオリエンタル雑貨店内の様子
店内は、ローテーブルの席とテーブルの席があり、床は板の太い黒いフローリング。
本当は古材にしたかったらしいのですが、高くついてしまうらしく、フローリングに。

縁側から光が差し込むOraオリエンタル雑貨店内
縁側は私の理想とするL字型の縁側で、縁側から差し込む太陽の光が店内を明るくさせています。

Oraオリエンタル雑貨の縁側
冬は太陽の位置が低くなって、縁側には太陽の光が入り込むのようになっているので、ポカポカで気持ちいいです。

縁側とチャイ
基本的に、ドリンクメニューのみです。月に2回ほどカレー屋さんがきて、ランチでカレーを食べることができます。

ちなみに次回は、3月10日、27日、31日にカレー屋さんがきます。

本当に晴れた日はおすすめです。春になるともっと気持ちいいのでしょうね。

浜松市周辺の方はぜひ行ってみて下さいね。

Oraオリエンタル雑貨

浜松市北区引佐町谷沢238-1
11時~17時
053-543-1670
日・月曜休み

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