先月行った関西縁側視察。のんびりしていたら結構時間が経ってしまいました。
今回訪れたのは、元錦糸問屋だった築120年の京町家、ANEWAL Gallery(アニュアルギャラリー)
twitterでは、交流していたのですが、縁側トークイベントにアニュアルギャラリーを運営している重本さんがいらっしゃって、次の日に視察が決定。
この日すでに4軒目の古民家。
暑い中たどり着いた町家は涼しい風が心地よく通り、入った瞬間「気持ちいい〜」と言ってしまいます。
ANEWAL Galleryは「外に出るギャラリー」をコンセプトに地域社会における芸術・デザイン・文化活動のプロデュースを行っていることから、壁が展示物を飾れるような壁になっていたりします。
ぬおぉ〜〜〜!コの字型の縁側って初めて!と興奮する私。
斜めからみても最高(笑)縁側に座っているのに目の前に縁側あるって最高じゃん。
苔も綺麗。すでに蚊が出てきていて、蚊取り線香が。
古民家の夏は蚊との戦いだから、蚊取り線香を4台は稼働させるそう。
一番、渦巻き蚊取り線香が効くとか。あとは「刺されない精神」が必要らしい笑
蚊のことを考えると網戸をつけてしまうわけで、しょうがないけど、網戸なしの古民家は尊敬します。
縁側は黒光りしているかんじで、ツルツル。
麦茶と餅をいただく。縁側に似合うな〜。
こちらが、アニュアルギャラリーを運営している重本さん。
京都リサーチパーク町家スタジオの田中館長から「絶対会わせたい!」と言っていたのが重本さん。
重本さんは、別名(?)「まちくさ博士」と呼ばれていて、町に生える雑草に自ら名前をつけて分類する「まちくさ」という活動をし、日本各地を歩きながら図鑑や絵本、エッセイ本を創意自作しているのですが
やっていることがニッチすぎて似ている!ということで引き合わせてくれたのです。
なにがすごいかって、こうやって図鑑を作っているんですよ。
すごくないですか!?
タモリ倶楽部とか出れそう。
これを見たとき、上には上がいるな〜と思いましたね笑
なんてったってこの道9年!TVにも出たり。
あと、こんなに小さい図鑑も作ったり。
もうこれは、「日本えんがわ図鑑」つくるしかない!!!
2階からも縁側が眺めれるし、それもこの部屋に入居できるらしいです。古い文机があって、ちょっとタイムスリップしたみたいな気分になります。
恒例!昼寝姿を撮ってもらう
とにかく気持ちよかった縁側。本当に疲れてたから1時間は寝たかったけど、次の縁側のために退散(泣)
縁側で勉強する女子も。縁側女子は地味に増加中か
[English version at the bottom]今日もぽかぽかと陽気な朝。最近、ANEWAL Galleryの中庭を囲む縁側で勉強をしている学生がいます。今日も朝からやって来て自ら机をセッティング、あっという間に特製縁…Posted by アニュアルギャラリー on 2015年5月25日
アニュアルギャラリー
京都市上京区実相院町156
堀川今出川バス停近く、白峰神宮北側