今回は、インスタで発見した絵本がたくさんある古民家らしき施設。
調べてみると、三鷹市が運営している、「三鷹市星と森と絵本の家」というところ。
なんで星と森?と思ったのですが、
なんとここ、国立天文台にあるんです!
天文台の森の中にある大正時代の建物で、もともと官舎だったところを絵本の家としてオープン。
天文台内に官舎は何軒かあったらしいのですが、その中でも、一番保存状態がよかったこの旧官舎を残すことになったようです。
玄関からは入れないようになっているので、旧官舎にくっついている新しい施設側から入り、縁側部分につながるようになっています。
すぐに右側の部屋は、地球儀が置いてあって、すでに天文台らしい空間です。
手前は、広々と遊べる大きな和室。
ここで、1歳児くらいの子がハイハイしながら遊んでいました。
私は、ここまで来るのに疲れたので、この部屋でゴロゴロ笑
奥に進むと、絵本展示室。
縁側はそのまま残っていますが、展示室はリノベーションされていますね。
この絵本展示室は、1年ごとの企画展で、「見る・知る・感じる絵本展」と題し、絵本を通じて天文への興味を広げる体験型展示になっています。
平成29年度は、「もののもと ぼく・わたしのできるまで」
わたしたちのまわりには「もの」がたくさんあります。
「もの」たちは、それぞれなにからできているでしょうか?
材料をさぐり、その材料がどこからやってきたのか、
それは何でできているのか…「もののもと」をさがしに、宇宙のはじまりまでさかのぼっていきましょう。
これは、もう小学校や中学校に置くべきでは!?と思ったものや
地球のロッカーを開くと、また展示物が見えたり
元素の周期律表!これも理科室にあるべきものだと思います…!
軒の部分には、月の満ち欠けの様子まで。さすが。
もちろん展示室の奥にある部屋には、絵本もたくさんあります。
その数、2,500冊!
本棚は「ほし」「ちきゅう」「もり」「しょくぶつ」「どうぶつ」「ひと・くらし」の6つに分かれていて、こんな絵本あるんだ!?と初めてみる絵本ばかり。
名作もありますが、絵本だからこそいろんな物事がわかりやすいような本ばかりが揃っています。
本は貸し出していませんが、家の中ならどこでも自由なところで読むことができるんですよ!
そして、奥の小さな部屋は、子どもが遊べる部屋も。
印象的だったのは、子どもたちがこの施設にきたら、一目散にこの部屋に行っていたこと。
児童館代わりにもなっているようでした。
ちなみに、ここの縁側は、くれ縁。
だけど、上と下、板の大きさが違うのが印象的です。
上の方は比較的、縁側の板も細いし珍しいと感じましたね。
建物の様子は、こちら。結構広いです。
自然にも触れられて、古い建物で遊べて、知的好奇心を刺激するような絵本たちばかりで、子どもだけでなく、大人も楽しめるところだなと感じました!
まだ、自由研究が終わってないお子さんをここに連れていって、レポートを書くのもいいのかもしれませんね!笑
三鷹市星と森と絵本の家
三鷹市大沢2丁目21番3号 国立天文台内
電話 0422-39-3401
開館時間: 午前10時~午後5時
休館日:火曜日、年末年始(ほかにメンテナンス休館あり)
その他:飲食可能なスペースあり