鎌倉で築60年の古民家をリノベーション、自宅兼保育室に

久しぶりにお宅訪問の回です。
今回は、Instagramをきっかけに知り合ったご近所さんを取材しました!

2年前、東京から鎌倉に引越して来た林夫妻。たまたま物件サイトを見ていると、ピンと来る物件を発見。

当時、転勤族であるがゆえに、家を購入する話は出ていなかったものの、内覧しにいくと、物件に惹かれ購入。築60年の家をリノベーションして、住むことにしました。

変わった間取りが夫婦にとっては好条件



鎌倉駅から徒歩20分。鶴岡八幡宮にほど近い立地でありながら、川と山があり、鳥の鳴き声がする自然を感じる場所に林さんの家はあります。

物件サイトで偶然見つけたという物件は、10年も空き家でした。売りに出ても数年売れていないという状態。

食器棚を靴箱としてリメイク

「内見すると、昨日まで住んでいたかのような跡があって、最初は怖かったけど、それでも手を加えれば化けると思いました」

また、林さんは良い建築とはその土地に合った設計がされていると考えます。

「建築ってその土地に馴染むまで時間がかかると思うんです。この家はすでにこの周りの景色に馴染んでいて、それを何年もかけずに手に入るならこんなラッキーなことはないと思ったんです」と林さん。

敷地面積100坪、建坪は30坪、1階が100平米、2階が20平米という少し変わった間取りが林夫妻には好条件でした。

「内見すると、昨日まで住んでいたかのような跡があって、最初は怖かったけど、それでも手を加えれば化けると思いました」

それは林さんの妻Yさんが、いつかは保育園を作りたいと思っていたから。
この家を見た時に、離れ風の部屋がリビングと仕切ることができ、びっくりするくらいハマった間取りだったのです。

客間を抜けた先にある保育室

古民家リノベを得意とする建築家との出会い

広縁っぽい空間だけど、天窓があってちょっと変わってる

即決をした後、林さんは「鎌倉 古民家リノベ」と検索してでてきた「一級建築士事務所宮田一彦アトリエ」の宮田さんに設計を依頼します。

参考にしたのは、東京たてもの園にある前川國男の自邸や建築家吉田順三が建てた旧園田邸など、モダニズム建築。

間取りは、南側にあったキッチンを北側に変えたくらいで、1ヶ月くらいで決まりました。

ダイニングとリビングの間にある壁は耐力壁でもある大黒柱

綺麗な状態で残っていた建具などもなるべくそのまま使い、古民家の雰囲気を残しつつ、現代のライフスタイルにもあった雰囲気に仕上がっています。

また、家具や照明も宮田さんのアドバイスを参考にしながら揃えました。

古民家リノベを経て、古民家を活かしたビジネスに転職



なんとなく惹かれてきた鎌倉でしたが、四季折々の風景を感じる鎌倉と納得いく住まいが完成したことで、暮らしの充実度が上がった林さん。

そんななか、林さんは鎌倉にある立派な古民家が次々に取り壊されて行く現状を目の当たりにします。
古民家が壊されていく現状に悶々としながら、古民家再生・活用している会社に出会います。



その会社は、空き家になっている古民家を改修して、現代のライフスタイルにあったリノベーションを施し、宿泊施設などに変えて地域再生を牽引。

そのビジネスに共感し、林さんは転職。現在は、古民家デベロッパーとして日本全国で古民家再生を手掛けています。

住んでいる場所を変え、家づくりをきっかけに、仕事も変わった林さん。古民家リノベーションをきっかけに、生活への満足感が高くなったのが印象的でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です