奥祇園にある京町家のラグジュアリーホテルsuki1038

suki1038の2階からの眺め

7月に関西2泊3日で1人旅をしてきました。
その旅の1番の目的は、京都で有名な不動産屋「八清」が手掛けたラグジュアリーホテル「suki1038」がオープンしたばかり。今回は特別に見学させていただきました。

ラグジュアリーホテルってなに?

この2年で一気に増えたラグジュアリーホテル。一言でいうと、富裕層向けですね。
京都は、宿泊施設が多くてゲストハウスも多いですが、この2年でラグジュアリーホテルも増えた印象。
大きな町家を綺麗に改修して、一棟貸しなどが多いです。

せっかく京都にきているのだから普通のホテルに泊まるより、日本を感じられる建物に泊まりたいと思う外国人、はたまたゆったり広いところで過ごしたいと思っている日本人向けというところでしょうか。

suki1038高台寺ってどんなところ?


祇園エリアの東にあり、豊臣秀吉の正妻、北政所(ねね)ゆかりの高台寺と八坂神社の参道に挟まれた街区内に位置する石塀小路の中。

私は、八坂神社が大好きで、京都に行く時は必ず立ち寄る場所なんですが、実は八坂神社を抜けた先に行ったことは1度もなかったんです。それに祇園を通ったことも1度もなくて。

今回、suki1038に行くにあたり、明治から大正にかけて形成されて「産寧坂伝統的建造物群保存地区」になっているところにはじめて踏み入れました。すると、

もう私は今まで京都の何を見てきたの!?

と自分自身に憤慨しました笑

電信柱もないし、これぞ京都の街並。王道の街並を見ずして京都を語るな!と思いましたね。

このエリアの奥にあるのが、今回紹介するsuki1038高台寺。

suki1038の門

コンセプトは
圧倒的な非日常と ほんまもんの京都の日常

伝統的な京町家を、従来の和のイメージにとらわれない自由な発想でリゾートテイストをデザインした施設です。いつもとは違った視点から京都をお愉しみください。

この和のイメージ、すごいありますよね。京都=和、はもちろんそうなのですが、今まで八清が手掛けていたリノベーションとはちょっとテイストが違うなと思ったんです。

まずは雰囲気をご覧ください。

Photos:Nacása & Partners Inc.

suki1038の寝室

suki1038の寝室にある縁側

suki1038の壁

suki1038の洗面台

suki1038のテラスとお風呂

suki1038の階段

suki1038の書斎室

豪華絢爛というわけではなく、すごく洗練された空間になっていること。
どちらかというと、町家っぽさはあまり残っていないんだけど、玄関からの階段の空間は京町家の土間みたいになっているのがいいですね。

あとは、この最後の写真の2階の部屋「付書院」が最高すぎ!
付書院は、古くから伝わる備え付けのデスク。 現代のスタイルに合わせて、掘りごたつにして、十分な奥行きと電源があります。

畳で正座する状況じゃなくていいし、目の前の建物が立派なこともあって眺めも最高です。
文筆家が引きこもって本を書いてそうなイメージで、文筆家ではないのに、こちらもテンションがあがる空間。
仕事もできるし、読書もできる空間ですね。

それに超静かななんです。こんなに観光地なのに静かなところあるんだ!?という京都の良さが全面に出ています。

ウェルカムドリンク、上生菓子つきなので、一旦ホテルに着いて一休みして、また出かけることもできる。

八清がラグジュアリーホテルをつくった経緯は?

今回、事業責任者の岡田さんに八清がラグジュアリーホテルを展開する経緯も伺いました。

ー町家をラグジュアリーホテルにしようと思った経緯を教えてください。

八清では2009年に第1号となる京宿家をプロデュースしており、当時一棟貸し、ノンサービス2名で22,000円~という宿泊料金は、高額だと思われていました。
それからの10年で、京都にはたくさんの一棟貸しタイプの宿泊施設が増え、その価格帯も珍しいものではなくなりました。

八清では、新しい展開の一つとして、これまでに無いものをつくりたいと考え、高額の宿泊施設の企画を始めたのは、4年以上前になります。

ー4年も前から!?ラグジュアリーホテルはやはり需要ありますか?

京都では当時、ラグシュアリーな施設が少なく、ゲストの選択肢が限られていました。私たちが企画を進める中で他企業も同じように考えていて、現在ラグシュアリーホテルの進出の目まぐるしい京都ですが、「一棟貸し」のカテゴリーでは、十分に挑戦できると考えています。
これまでにない、圧倒的な贅沢な空間とサービスを目指しています。

伝統文化財として指定されてしまっている難しさ

ー4年前から企画されていたということですが、どこに時間がかかっていたのでしょうか?

本プロジェクの前に琳派アートをテーマにしたラグジュアリー施設「凛葩RINPA」を開業しました。
本プロジェクトが具体的に始動したのは3年前になります。この家が伝統的建造物として指定されているので、旅館業(簡易宿泊所の許可の取得)を行うための京都市建築審査課との協議だけでなく、景観課との協議も必要でした。その外観を崩すことなく改修するのが絶対なんですが、特に隣地に越境していた部分を改善する為、東側の壁を控えてやり替えることの協議に非常に時間がかかりました。

ー文化財になるくらいなので、建物としてはすごく古いってことですか?

高台寺は閉鎖謄本によれば、昭和22年3月なんですが、石塀小路は明治から大正にかけて形成されたので、実際には、大正以前に建築された建物だと想像できます。

高台寺は、住み替えの売却でしたので、直前まで居宅として利用されておりました。

ー御所東という京都御所の方にも1棟あるんですよね。

そちらは1日2組となっていて、リビングダイニングを兼ねた大きな浴室が特徴です。

 

ーありがとうございました!

京都の宿泊施設は多くて選択肢も多いですが、こういうラグジュアリーホテルに泊まるのもいいですよね。両親のプレゼントなんかにもよさそう。気になった方はぜひチェックしてみてください。

SUKi1038の公式サイト

空室確認はこちら

(撮影 カナエナカ

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