【読了時間:1分】今回は、前回の岡本公園民家園から近い、旧小坂家住宅です。ここは、本当に感動というか、日本人の良さ、ひかえめな感じと住む人の趣向をよく表していました。今回は2回に分けたいと思います。旧小坂邸は、ここが別荘で本宅は奥多摩にあって、東京大空襲で疎開先としてのちにこちらで過ごすことになりました。まずは玄関でこだわりがわかります。農家のような玄関を思わせる、茅葺風の古民家を意識しています。天井を張らずに、太い和小屋組の梁をみせています。居間茶の間入側といって、濡れ縁と座敷の間にある1間(けん)幅の通路。畳敷きとした場合は縁座敷ともいうようですが、以前ここのことを縁側と紹介してしまったので、もしかしたらそれは縁側ではなく入側といったものだと思います。ちなみに飲食可だそうです!でも、ここが縁側ではなくても、扉を開けここに座り庭を眺めることができて、いい気持ちです。縁桁といって、10.6mもある1本ものの京都北山杉の磨き丸太。今日はここらへんまでにします。次回お楽しみに!場所は最終回に!このままで2回では終わらなそうです。。。※入側と縁側は同じでいいらしいです!!